中國嘉徳香港2015秋季オークションは、30.56億円という盛況のうちに幕を閉じました。今回は中國嘉徳の香港での第七回目オークションであり、総合落札金額が今春のオークションと比べ安定しているところです。當オークションは八つのテーマオークションに分けられています。その中で、「所濟彌遠—王濟遠書畫擷珍」というテーマオークションは落札率が100%になり、競売人は良い成績を収めました。その他に、地元や海外のコレクターの皆様に好まれた「見微知著—奉文堂吉金」テーマオークションでは、現(xiàn)場の入札と電話での委託が激しい競爭をみせ、熱い戦いの空気に包まれたようでした。
中國書畫
中國書畫分野は全體的に良い成績を収めました。今回の中國近現(xiàn)代書畫部門では三つのテーマオークションを開催し、その中で「観想—中國書畫四海集珍」の総合落札金額が105977萬円を超えました。注目される作品の一つ、任頤が書いた「山窗清供」は4577萬円で落札されました。
任頤 「山窗清供」
王翚 「羅浮山樵図」
古代書畫部門では、王翚が1692年に描いた清王朝宮廷の舊蔵である「羅浮山樵図」が、11296萬円で落札されました。
その他に、祝允明が書いた「草書五言詩」合わせ扇が2783萬円で落札されました。
祝允明 「草書五言詩」
「大風法脈—大風堂師友門生翰墨聚珍」テーマオークションでは落札率が71%になり、総合落札金額が5818萬円を超えました。その中で、「御龍?zhí)焱酢工斡柘雭瘠?55萬円だったが、最終的に915萬円で落札され、予想価格の6倍ほどになりました。
孫家勤 「御龍?zhí)焱酢?/STRONG>
「所濟彌遠—王濟遠書畫擷珍」テーマオークションでは、ほとんどの作品が予測価格の6倍から10倍、ときには數(shù)十倍ほどの価格で落札されました?,F(xiàn)場は激しい競爭となり熱烈な雰囲気に包まれました。落札率が100%になり、総合落札金額は8161萬円になりました。その中で、王濟遠の絶筆作品である「瓜果」は予想価格の30倍となり、372萬円で落札されました。
王濟遠 「瓜果」
「見微知著—奉文堂吉金」
當オークションで最も注目されたテーマオークション「見微知著—奉文堂吉金」は、香港で有名なコレクターである陳淑貞様の収蔵であり、総合落札金額が9690萬円を超えました。その中でも、「漢 青銅烙銀瑞獸紋杯」は予想価格の6倍ほどの4748萬円で落札されました。
漢 青銅烙銀瑞獸紋杯
「観古—瓷器珍玩工蕓品」
「観古—瓷器珍玩工蕓品」テーマオークションにおいては、「清乾隆 御制剔彩春字天圓地方琮式盒」が7323萬円で落札され最高価格となりました?!盖迩。?736-1795)粉彩百花不落地朝冠耳三足爐」も極めて精巧な作品で、激しい競爭の結(jié)果4211萬円で落札されました。
清乾隆 御制剔彩春字天圓地方琮式
清乾隆 粉彩百花不落地朝冠耳三足爐
「中國二十世紀及び當代蕓術(shù)」
「中國二十世紀及び當代蕓術(shù)」テーマオークションは10月6日に開催されました。その中でも、吳冠中が描いた「綠色的?!工?126萬円で落札され最高価格となりました。その他に、井上有一が描いた「匹狼」も予想価格の約3倍の915萬円で落札されました。
吳冠中 「綠色的?!?BR>
「観華—明清古典家具」
「観華—明清古典家具」テーマオークションでは明清時代の古典家具が17點集まっており、総合落札金額が17302萬円に達しました。その中でも、「黃花梨拐子龍紋六柱架子床」は予想価格の2倍超の5492萬円で落札されました。
黃花梨拐子龍紋六柱架子床
「餘香—日本竹蕓精品」
今回の中國嘉徳香港秋季オークションで、「餘香—日本竹蕓精品」というテーマオークションを初めて開催致しました。その中で、「湘江清影 亀山古竹齋 鳳尾竹冰裂編提梁花籠」および「竹君子 和一齋 鳳尾竹編提梁花籠」は、それぞれ549萬円と512萬円で同じコレクター様が収蔵されました。
鳳尾竹冰裂編提梁花籠
今回のオークションにあたり、中國嘉徳香港執(zhí)行副社長である蔣再鳴氏が以下のように述べました。「今秋の経済の不景気が蕓術(shù)市場にも影響したにも関わらず、今回の秋季オークションはコレクターの皆様に変わらず好評でした。テーマオークションの特色においても、目玉の作品においても、専門性の高さおよびお客様へのサービスが、我々にとっての最も重要なテーマです?!?/P>