中國嘉徳2014年最終オークション——嘉徳四季第40回オークションは、12月17日から19日に下見會を、20日から21日にオークションを開催致します。會場はいずれも北京國際飯店會議センターになります。今回のオークションは「遺珠拾珀-中國近現(xiàn)代書畫」、「中國當代及近現(xiàn)代書畫 」、「中國古代書畫」、「磁器」および「玉器、工蕓品」という五つのテーマオークションに分かれ、3000點以上の文物蕓術(shù)品を集めております。
中國書畫
今回の中國書畫部門においては、學術(shù)的面白さを重んじて1400點の作品を厳選しております?!附F(xiàn)代」、「當代」、「古代」という三つの部分に分けており、コレクターの皆様のご鑑賞を心待ちにしております。
その中で、黃永玉が描いた「蛟梅報春」は梅花の気高い雅やかさを表現(xiàn)し、尚且つ梅花に象徴される民族精神と現(xiàn)代美術(shù)とを見事に融合しております。董壽平が描いた「紅梅報春」も、水墨の濃さと薄さを巧妙に駆使し、梅花の美しさを表現(xiàn)しました。その他、黃胄の「載歌載舞」は精密に人の自然な表情を描き、師匠の腕前を披露したものと言えます。
黃永玉 「蛟梅報春」
黃胄 「載歌載舞」
近現(xiàn)代書畫
近現(xiàn)代書畫部門はオークション市場で中心的部門だと言えます。今回の募集では前回から少し調(diào)整をし、小さく、且つ面白くて優(yōu)雅な作品を中心にして800點を精選致しました。その中でも、田世光が描いた「朝暉」は精密な構(gòu)造と豊かな色彩で、シンガポールの有名な蔵家である周穎南様に収蔵されていたものになります。更に、呉昌碩が描いた「篆書七言聯(lián)」、曾熙が描いた「楷書五言聯(lián)」、何維樸が描いた「楷書八言聯(lián)」、「行書七言聯(lián)」などの名家作品も集まっておりますので、是非ご注目ください。
田世光 「朝暉」
當代書畫
近年、書畫市場の現(xiàn)代部門は益々盛況で、我々は名家が描いた作品を募集するともに、新しくおすすめの畫家もご紹介致します。今回のオークションにて、盧沉、周思聡、張仃、楊延文、徐希、石虎、王明明、龍瑞、江宏偉、薛亮、彭先誠、于水、呉浩などの畫家の作品が彩りみどり集まっております。
その中でも、劉寶純が描いた「松云飛瀑」はサイズの大きい作品になります。劉様は黃海付近で出生後泰山で育ったので、泰山に思い入れがあり幾度も泰山で絵を描いています。この「松云飛瀑」も、泰山の素晴らしい風景が巧妙に描かれています。その他、江宏偉が描いた「荷塘秀色」も素晴らしい作品ですので是非お楽しみに。
劉寶純「松云飛瀑」
古代書畫
姜宸英が描いた「行書冊」は、有名な収蔵家である戚叔玉に収蔵されていたもので、姜氏の力作だと言えます。文征明が描いた「行書詩卷」も、相當歴史的情緒が表現(xiàn)されておりますので是非ご期待ください。
磁器工蕓品
今回の磁器工蕓品部門において、コレクターの皆様のために1400點以上の逸品を用意しております。この部門は「磁器」と「玉器工蕓品」のテーマオークションに分けられています。
磁器テーマオークションにて500點以上の作品を厳選致しました。その中で、「清雍正 天藍釉皿ペア」および「清道光 粉彩蓮瓣蓋碗」はいずれも滅多に見ることのできない精品で、大変注目できます。その他に、「明崇禎 青花加官進爵図缸」は、形を見ても飾り模様かを見ても明時代の典型的な逸品と分かるもので、當オークションの目玉作品だと言えます。
清雍正 天藍釉皿ペア
明崇禎 青花加官進爵図缸
「玉器工蕓品」テーマオークションでは、玉器、文房具、木製品、銅器などが含まれ、900點以上の作品を用意しております。玉器部門には、「清中期白玉太獅少獅鈕爐」が上質(zhì)な材料で作られた比較的大きな玉器で貴重です。工蕓品部門では、「十五—十六世紀銅堪欽確貝桑波尊者像」が珍しい題材で良作だと言えます。その他、文房具については、日本からの個人収蔵である硯をご用意しておりますので是非ご注目ください。
清中期白玉太獅少獅鈕爐
十五—十六世紀銅堪欽確貝桑波尊者像