嘉徳四季第41回オークションは四季オークション10周年記念の際に、3月29日から31日の間に下見會(huì)を、4月1日から3日の間にオークションを開催致します。會(huì)場はいずれも北京國際飯店會(huì)議センターになります。今回の四季オークションは數(shù)月の募集を通じて、中國書畫、磁器玉器工蕓品、古書籍等の品目を含め、各界のコレクターの皆様のために約5000點(diǎn)以上の文物蕓術(shù)品をご用意しております。
10年の輝かしい歳月を経て、嘉徳四季は今では中國中規(guī)模オークションの要となり、有り難いことに各界の蔵家たちに蕓術(shù)品市場の先駆けだとも言われております。10年來、嘉徳四季は40回を超えるオークションを開催し、約11萬點(diǎn)以上の蕓術(shù)品が四季オークションに登場し、総合落札金額が約1540億円までになりました。
中國書畫
今回の書畫部門については、約2300點(diǎn)の作品を厳選し、9つのテーマに分けられ11回のテーマオークションを開催致します。
「名家墨縁」というテーマオークションでは47點(diǎn)の作品を用意しており、呉昌碩、張大千、斉白石、黃賓虹、李可染、傅抱石、林風(fēng)眠など、數(shù)多くの蕓術(shù)名家たちの作品が登場致します。李可染が描いた「魚米之鄉(xiāng)」は非常に素晴らしい構(gòu)図だと言われています。張大千、張善孖、于非闇による合同作品である「和平頌」も大変風(fēng)雅な作品ですので、是非ご鑑賞下さい。
張大千、張善孖、于非闇 「和平頌」
李可染 「魚米之鄉(xiāng)」
扇子愛好家の皆様のために、今回の四季オークションでは「箑蕓小雅」と「風(fēng)清墨香」のテーマオークションをご用意しております。テーマオークション「箑蕓小雅」では、北京蔵家の個(gè)人収蔵である約100點(diǎn)以上の扇子が集まっております。扇面の絵畫題材は山水風(fēng)景から草花まで様々なテーマが揃っております。「風(fēng)清墨香」テーマオークションについては、陸儼少が描いた「倚仗江渚図、行書絶句五首」の扇子が注目されています。扇面の書道が素晴らしく趣ある作品になっておりますので、是非ご高覧下さい。
特設(shè)のテーマオークションの他に、通常開催している書畫部門は「近現(xiàn)代」と「古代」に分けられております?!钢袊F(xiàn)代書畫(二)」テーマオークションでは約690點(diǎn)の作品が、「中國古代書畫」テーマオークションでは約550點(diǎn)の作品が精選されております。その中でも、古代絵畫の「湖山行旅」は袁曜が描いた幅の広い名作で、康乾時(shí)代の代表的な作品です。
斉白石 「紅梅報(bào)春」
黃胄 「牧驢図 」
磁器 玉器 工蕓品
今回の磁器及び工蕓品部門にて、「瓷器 紫砂」、「研濡生香—硯、墨、印及文房諸器」、「玉器 工蕓品」という3つのテーマオークションに分けられ、約1900點(diǎn)以上の作品をご用意しております。
磁器部門については、昨年好評だったテーマ「近現(xiàn)代磁器」、「転変期磁器」、「明代磁器」及び「文房小品」を継続する上、「瓷色縹茶香—茶器小集」と「虧月亦有色—晩清官窯磁器」というテーマも追加されました。
その中でも、「明嘉靖青花云龍紋六方罐」は明時(shí)代の精品で、青花の色合いが艶やかで美しく、龍柄も明代の代表的な絵柄です。嘉靖時(shí)期でめったにない逸品と言われております。「清乾隆 仿官釉八方貫耳瓶」は雍正皇帝と乾隆皇帝が宋代の磁器に憧れ、貴重な宋磁器を模倣して作った精品だと言われております。
清乾隆 仿官釉八方貫耳瓶
明嘉靖青花云龍紋六方罐
今回の「玉器 工蕓品」部門では、玉や木、銅などの原材料から作られた様々な作品が集まっております。その中でも、「明 銅鎏金關(guān)公像」が非常に生き生きとしていて、明代の造像精品と言えます。玉器部門には、「清乾隆 碧玉深山訪友図圓屏」が上質(zhì)な碧玉で作られ、汚れのない深緑色をしており大変美しい逸品となっております。
その他、「研濡生香——硯、墨、印及文房諸器」というテーマオークションでは、「黃任款端石羅漢図硯」と「歙石蟬形硯」を含み、他にも數(shù)多くの精品が登場致します。コレクターの皆様のために文化盛宴を必ずや呈上致します。
明 銅鎏金關(guān)公
清乾隆 碧玉深山訪友図圓屏
古書籍
今回のオークションでは書札、古書籍及び拓本約600點(diǎn)をご用意しております。その中でも、清道光6 冊「鴻雪因縁記」、清光緒石刻本「欽定書経図説五十卷」及び「大般若波羅蜜多経卷第四百三」が最も注目されています。
10年來、約11萬點(diǎn)もの文物蕓術(shù)品が數(shù)え切れないほどあり、それはまるで夜空の星のようです。それは、嘉徳四季と各界蔵家の深い絆を証明したと言えるでしょう。この10年記念に際し、中國嘉徳は各界の新舊蔵家たちと共に、嘉徳四季の輝く未來を心から一層期待しております。
大般若波羅蜜多経卷第四百三